75点を取った後に「伸びる子」「伸びない子」決定差 大人になって「頭がいい」と言われる人の本質

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
「なぜ勉強する必要があるの?」と子どもに聞かれたとき、親としてきちんと答えることができますか?(写真:すとらいぷ/PIXTA)
この記事の画像を見る(5枚)
子どもに「なぜ勉強する必要があるの?」と聞かれたとき、あなたはズバリと答えられるだろうか。
親自身がうまく言語化できておらず、あやふやな答えをして、子どもをがっかりさせてはいないだろうか。
小中学生向け新刊『勉強の面白さってなんだろう』を監修した、花まる学習会代表・高濱正伸氏は、「勉強というものの意義」についてかみ砕いて説いている。記事の中で取り上げた“勉強の本質”について、家庭で子どもたちにわかりやすく伝えるときのヒントとしていただくとともに、大人のあなたにもぜひ“自分事”としてお読みいただきたい。

勉強ができるかどうかは大人になったら関係ない

「あの人は頭がいい」と聞くと、「勉強ができる人」というイメージを抱くかもしれません。しかし、テストでいい点を取って、いい学校に行ったからといって、その人が必ずしも「頭がいい(賢い)人」というわけではありません。

もちろん、勉強ができることも学校の成績がいいことも、いずれも素晴らしいことなのですが、学校を卒業してからの長い人生で求められるのは、それとは違う「頭のよさ」であって、学校生活を経て社会に出れば、「勉強ができる・できない」だけで評価されることは、実際はほとんどないのです。

では、そもそも「頭がいい人」とはどのような人のことをいうのか? その定義は人によっても多少違いますが、たくさんのことに興味・関心を持ち、自分の頭で考えたり表現したりすることを繰り返せる人、といえるのではないでしょうか。

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事