75点を取った後に「伸びる子」「伸びない子」決定差 大人になって「頭がいい」と言われる人の本質

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(キャプション)図版:山中正大・梔図案室


    

自分で考え、自分を表現する力は、社会に出てからの「生きる力」になっていきます。自分の考えを正しく周囲に伝え、まわりを見て自分のやるべきことを察知する。物事を先入観なく理解し、他人が思いつかないような切り口でとらえる……。こうした力を身につけていくことは、大人になってからもつねに意識し続けるべきでしょう。

一つ注意してほしいのは、「勉強ができる=頭がいいではない」から「勉強はしなくていい」という勘違い。自分で考え、表現する力は、あくまで勉強を積み重ねることで徐々に育まれるものなのです。これは、子どもも大人も同じだと思います。

「答えのない問い」を考える訓練をしよう

勉強をしていて、これまで解いたことのない難問に直面したら、あなたならどうしますか? こうした問題の多くは、これまでに習ってきたことを思い出し、知識を組み合わせていけばおそらく答えにたどり着けるものです。ところが、自分で深く考えることなく答えを周囲に聞いたり、すぐに解答を見てしまう人がいます。

大切なのは、自分で考えればわかりそうなことは、まずは自分自身で答えを見つけてみること。何かを考えれば「なぜなのか?」という疑問も生まれますし、その考える行為自体が、自分を成長させてくれるのです。

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