ティム・フェリス「自分の時間を守り抜く秘訣」 本当に大切なことに限られた時間を使うには

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魅力的な誘いにやたらとイエスと答えてしまい、いつのまにか他人の優先順位の中で生きてはいないでしょうか?(写真:Elnur/PIXTA)
他人からの魅力的な誘いについ乗ってしまい、他人のやることリストのために時間を奪われていることはないだろうか。
でもそれでは、偉大な創造を成し遂げることはできないと「全米最高峰のインフルエンサー」ティム・フェリスは言う。彼はどのようにして自分の時間を守り抜いているのか。著書『巨神のツール 俺の生存戦略』の『富編』の中から、紹介しよう。

哲学者でプログラマーのデレク・シヴァーズは、僕のお気に入りの人間だ。

たいていのことにノーと言うには

彼の鋭い思考方法は、いつも僕を感動させてくれるし、彼が教えてくれた哲学、「もっちろん、イエス!」もしくは「ノー」はすっかり僕のお気に入りのルールになった。

彼のブログから抜粋しよう。

巨神のツール 俺の生存戦略 富編
『巨神のツール 俺の生存戦略 富編』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

ついついやりすぎてしまう人や、気が散りやすいと感じている人は、僕が実践している新しい哲学に感謝するかもしれない。

何かにつけて、僕は、「もっちろん、イエス!」と言えなければ、ノーと言うことにしているんだ。

つまり、こういうこと。何かをすべきか否か決めかねているとき、自分が「ワオ!まったくもって素晴らしいぞ!もっちろん、イエス!だ」。こんな気持ちになれないときにはノーを言うようにしている。

たいていのことにノーを言っておけば、本当に自分の身を投げ出して全力で取り組みたいと思うような、めったにない機会のために、そして「もっちろん、イエス!」と言いたくなるようなことのために、時間を取っておける。

みんな忙しい。それはあまりにも多くのことを引き受けすぎているからだ。イエスを言う回数を減らすこと、それがそこから脱け出す方法だ。

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