誰しも、人生で「このままこれを続けていいのか」という問いに向き合ったことがあるだろう。やめどきの判断は本当に難しい。「全米最高峰のインフルエンサー」ティム・フェリスは、儲かる投資家をやめるという重要判断を、どのように下したのか。
『「週4時間」だけ働く。』の著者として知られるティム・フェリスが、現代のパイオニア106人に成功の秘密を聞きまくってまとめた本『巨神のツール 俺の生存戦略』の『富編』の中から、紹介しよう。
決断のために自分に問いかける質問
ここでは、いちばん大事なときに「ノー」と言える方法を教えたいと思う。
僕がとりわけ難しい決定を下したときのこと―つまり、スタートアップへの投資に「ノー」を言うと決めたときのことについて、掘り下げていきたい。
皆さんは僕のことを「投資家」だとは思っていないかもしれないが、僕がノーと言えるようになったプロセスを知ることは、きっとお役に立つと思う。
スタートアップへの投資は、僕にとって、それまでの人生で、簡単かつ、もっとも利益を生んだ活動だった。
次に紹介する質問は、僕が投資に対してノーという大胆な決断にたどり着くために、自分に問いかけたものだ。
君がしていることは、君にしかできないことだろうか?
これをするために生まれてきたんだと思えることか?
誰かに取って代わられることはないだろうか?
これをするために生まれてきたんだと思えることか?
誰かに取って代わられることはないだろうか?
よくこの質問に立ち返っているし、たいてい、毎月問いかけるようにもしている。君の人生から、雑音と内なる葛藤を取り除く助けになればと願っている。
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