【熱中症】救急搬送急増「水分補給の誤解」を解説 脱水状況かどうか、見分けるカギは「トイレ」

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熱中症は暑さがピークになるこれからが最もキケンな時期だ。実際、病院への搬送数も一気に増える。そして、暑さが残る9月ぐらいまではしっかり対策をとったほうがいい。

特に高齢者は冷房と水分に注意を

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エアコンを使いっぱなしになるため電気代も気になるが、命や健康のほうが大事だと、そこは割り切る必要がありそうだ。

「特に高齢者は注意が必要です。加齢によって暑さを感じにくく、かつ脱水を起こしやすいという特徴があるうえ、クーラーが嫌いな方も多い。そういう方が熱中症で搬送されてきます。ご家族のなかに高齢者がいる場合は、『冷房を入れてね』『水分摂ってね』と、声掛けをぜひお願いします」(伊藤医師)

(取材・文/山内リカ)

新百合ヶ丘総合病院 救急センター センター長
伊藤 敏孝医師

2004年、防衛医科大学校医学研究科卒業。同年航空自衛隊第3術科学校業務部衛生課長。2007年に横浜市みなと赤十字病院救急部部長。2016年に新百合ヶ丘総合病院救急センター長に就任。2022年杏林大学医学部臨床教育教員臨床教育准教授。
東洋経済オンライン医療取材チーム 記者・ライター

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とうようけいざいおんらいんいりょうちーむ / TKO Iryou-Team

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