自分がいなくなったら…。余命わずかな夫「飼い犬の今後」を考え選んだ「預け先」とは――高齢夫婦とペットとの新しい暮らし方

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ペット後見を支援する組織は全国にあり、支援の形はさまざまです(写真:オサダ/PIXTA)
高齢者にとって犬や猫などのペットを飼育することは、心身の健康にも好影響があると言われている。とはいえ、どうしても病気や身体に不自由が生じてしまい、結果的に飼いきれなくなるリスクがあることも事実だ。
獣医師で「人と動物の共生センター」代表を務める奥田順之氏が、高齢者によるペット飼育の現実と、万が一があっても飼育する動物たちに責任を持つための「ペット後見」について解説する。
(奥田順之氏著『自分の死後も愛犬・愛猫を幸せにする方法』より一部抜粋・編集してお届けします)

「ペット後見」とは?

もしも自分が飼えなくなっても、この子に対する責任は果たしたい――。そうした飼い主さんの思いに応える取り組みが「ペット後見」です。

ペット後見とは、最後まで飼育の責任を果たす取り組みの総称です。飼い主が入院や死亡などにより、ペットを飼えなくなる事態に備え、飼育費用、飼育場所、支援者をあらかじめコーディネートしておくことを指します。

これは当団体による造語ですが、最近では行政機関をはじめ、広く一般にもこの名称が使われはじめています。

ペット後見を支援する組織は全国にあり、支援の形はさまざまですが、次の3つは共通しています。

① 飼育場所(引き受け手)を決める
② 飼育費用を残す方法を決める
③ 急な入院時のサポートなど万が一の見守り体制を決める
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