時代の“先”を読む経済学 日本と世界の潮流をつかむ70の視点 伊藤元重著

時代の“先”を読む経済学 日本と世界の潮流をつかむ70の視点 伊藤元重著

同じ1ドル=80円でも、1995年と2011年ではまったく意味が違う。この15年ほどの間に米国の賃金や原材料コストは40%ほど日本よりも割高になっている。プロが見る実質レートはまだピークの95年よりはそうとうに円安なのだ。

企業が生き残るためには、(1)もっと頑張る、(2)他の企業と違ったことをする、(3)競争相手が消滅するように仕組む、の三つのどれかを徹底的に追求することが必要とされる。期待したいのは、(2)の手法だ。新たな分野で新規需要を切り開く企業が出てほしい。環境・医療など、成長分野は国内にも多くある。

新聞・ニュースから時代の流れを読み解くポイントを著名経済学者が伝授する。

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三菱重工と日立 「統合」破談から<br>10年 製造立国の岐路

10年前に統合構想が破談になった三菱重工業と日立製作所。その後両社は対照的な道を歩み、2009年に伯仲していた時価総額は今や日立が大きく上回っています。本特集では明暗が分かれた三菱重工と日立を主軸に、製造立国・日本の生きる道を探りました。

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