時代の“先”を読む経済学 日本と世界の潮流をつかむ70の視点 伊藤元重著

時代の“先”を読む経済学 日本と世界の潮流をつかむ70の視点 伊藤元重著

同じ1ドル=80円でも、1995年と2011年ではまったく意味が違う。この15年ほどの間に米国の賃金や原材料コストは40%ほど日本よりも割高になっている。プロが見る実質レートはまだピークの95年よりはそうとうに円安なのだ。

企業が生き残るためには、(1)もっと頑張る、(2)他の企業と違ったことをする、(3)競争相手が消滅するように仕組む、の三つのどれかを徹底的に追求することが必要とされる。期待したいのは、(2)の手法だ。新たな分野で新規需要を切り開く企業が出てほしい。環境・医療など、成長分野は国内にも多くある。

新聞・ニュースから時代の流れを読み解くポイントを著名経済学者が伝授する。

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コロナ徹底検証<br>日本は第2波に耐えられるか

米国やブラジルでは新型コロナウイルスの感染拡大が続いていますが、日本は感染者も死者も圧倒的に少ない。その理由はいったいどこにあるのでしょうか。政策面、医療面から「第1波」との戦いを検証。「第2波」への適切な備え方を考えます。