「1ランク上のアイデア」出す人の"超意外"メモ術 企画が苦手な人のための「脳にまかせる」発想法

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なんといっても、脳には大きな強みがあります。それは、各人それぞれの記憶や嗜好をすでに熟知してくれている点です。

当たり前の話ですが、自分自身に「欲しい答えの条件」をこと細かに説明する必要などありません。ですから使い方さえ間違えなければ、これほど優秀な相棒はいないのです。

自分で考えてはいけない、脳に任せよ

そこで紹介したいのが、私が開発したA4・1枚の「4分割シート」

このシートを使えば、通常稼働をしていない脳の部位にまで刺激を与え、フル回転をさせることができます。

そんな状態を私は「脳に任せる」と呼んでいます。まず、このシートの作り方を説明しておきましょう。

簡単! A4・1枚「4分割シート」の作り方

A4サイズの紙を縦半分、横半分に折り(順不同)、全体に大きな十字の折り目を付けます。

ここでは左上を第1象限、右上を第2象限、左下を第3象限、右下を第4象限とします。第1から順に、第4の象限までZ字を書くような順で記入していきます(※通常、数学のグラフなどでは、右上が第1象限、左上が第2象限)。

A4サイズの紙を縦半分、横半分に折り(順不同)、全体に大きな十字の折り目を付ける (図『A4・1枚記憶法』より)
何をどこに書くか

第1象限(左上)=問い(欲しいアイデア、考えるべきテーマ)

第2象限(右上)=そのアイデアを成立させるための条件(狙いや、予算、期日など)

第3象限(左下)=過去の事例や、類似の例(既成のものの分解図などでもよい)

第4象限(右下)=ひらめいたこと、気付き(ひらめくまで空白にする)

第1象限(左上)=問い(欲しいアイデア、考えるべきテーマ)/第2象限(右上)=そのアイデアを成立させるための条件(狙いや、予算、期日など)/第3象限(左下)=過去の事例や、類似の例(既成のものの分解図などでもよい)/第4象限(右下)=ひらめいたこと、気付き(ひらめくまで空白にする)

SCAMPER法などの発想術で行き詰まってしまった人は、脳に任せる発想法をおすすめします。

脳は「質のよい貯蔵庫」のようなものです。

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