仕事が続けられない!子育て中教員の悲痛な叫び 「給特法改正」より配置や仕組みを変えてほしい

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石田:GIGAスクール構想によるデジタル化についてはどう思いますか。

B:デジタル化は進みましたが、地域によって使っているソフトが違うんですよね。例えばそれまでGoogleを使っていたけれど、異動したらMicrosoftを一から覚えなければいけないといったことが起こる。そこはもう少し広い範囲で統一されたら負担が減ると思います。

また、1人1台端末が配布された割には教科書が変わっていません。基本的に中学校はテストに向けて教科書を進めていくので、このままでは授業を大きく変えることはできないです。デジタル教科書が普及してタブレット端末に合った形に変われば、もっと授業がしやすくなると思います。

多すぎる「書類」、少なすぎる「教育予算」

石田:Cさんは、どのような点が改善されたらよいと思いますか。

(Cさん)
公立小学校教諭。子どもは1歳と4歳。4年間の育休を経て、通級教室の担当として復帰。

C:学級担任だった頃のことを振り返ると、本当に忙しかったなと。教員の仕事は、第一に学力をつけること、そして心身ともに健やかに人間性を育んでいけるよう体力をつけていくことに重きが置かれていると思いますが、忙しすぎてそのことに向き合えないんです。会議や文書の提出などの事務作業がものすごく多くて、一番やらなければいけないはずの教材研究や、授業をどう楽しませようかといった工夫に割く時間がありません。

石田:会議や書類で、なくてもいいと思うものはどれくらいありますか。

C:半分、いや、もっとあるかもしれません。子どもたちの作品の掲示や学級会計などの事務的な業務をやってくださる方がいると、私たちは学級担任としてもっと子どもたちと向き合うことができると思うんです。心にゆとりがないと、子どもたちの困っている顔などちょっとした変化にも気づいてあげられません。

石田:Dさんはいかがでしょうか。

(Dさん)
公立小学校教諭。3人の子どもを育てながら、特別支援学級で担任を務める。

D:私も、始業式や入学式はもう少し遅い時期にやれるといいと思います。できれば春休みも、もう少し長くしてほしい。本当に書類は多く、会計もやりたくないですね。一方、ICT化によって通知表やいろいろな書類はデジタルで管理できるようになり、その点はすごい楽になりました。

ただ、残念なことも。オンラインでいろんな地域の先生ともつながれるようになりましたが、お勧めのツールを教えてもらっても、自分の学校では使えないことがあるんです。例えばCanvaの共同編集などはすごい楽しそうで使いたいのですが、うちの地域のセキュリティーでは弾かれてしまうため使えません。

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