気分がアガる「シューズ選び」間違えない鉄則2つ 3つの「フィット基準」を押さえて、楽しく走ろう

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ランニングシューズと一口にいっても、皆さんが思っている以上に作っているメーカーは多く、その種類もカラーバリエーションも、選ぶのに困るくらい豊富です。

例えば、大手スポーツ量販店のランニングシューズコーナーに足を運ぶと、壁一面に100種類以上のカラフルなシューズが並んでいます。色やデザインの好みは別として、どのシューズが自分に合っているのか、初心者は間違いなく迷ってしまうでしょう。

メーカーによってそれぞれ特徴は異なりますが、ランニングシューズを選ぶ基準の鉄則は、まず、「自分の走力レベル」と「ランニングの目的」などに応じたシューズを選ぶことです。

そのうえで、ウェアなどの組み合わせを考えるなど、カラーバリエーションをファッションとして楽しむことができます。

メーカーが「このシューズは◯◯向け」とガイダンスしているものもあるので、参考にできますし、お店で購入する場合は、店員が実際に履いて走ってみた感触、例えば、「10キロぐらい走って脚が少し疲れたときに、クッションがどんなふうに疲労を軽減してくれたか」など、実体験で裏付けられたシューズの特徴をもとに、どんなタイプのシューズがいいかをランナーに勧めてくれるので、参考になります。

走行レベル&ランニングの目的

走力レベルは以下の3つが代表的な分類法です。

1. 走るペースが1キロ7分とか、5分とかのペース基準
2. 初心者、中級者、上級者というランニング経験基準
3. フルマラソンで5時間以上、サブフォー(4時間未満)、サブスリー(3時間未満)というフルマラソンの目標タイム基準

ランニングの目的は以下のような感じでしょうか。

1. ファンランナー(時々楽しく走りたい)
2. デイリージョガー(日常的なジョギングで健康になりたい)
3. レースビギナー(フルマラソンなどのレースにチャレンジしたい)
4. レーサー(レースでいい記録を出したい)

すべての走力レベルやランニングの目的に共通していえることは、シューズが足にしっかりフィットすることです。サイズが合わないなどでうまくフィットしていないと、快適に走れません。そればかりでなく、足にフィットしていないと足の裏のマメ、かかとの靴擦れ、爪が内出血で黒くなるなどの原因にもなり、痛みで走れなくなってしまいます。

ランニングシューズのフィット基準は以下の3つです。

1. 足の指先とシューズに1〜2cmくらいの隙間がある
2. かかとが浮かずにしっかりホールドされている
3. 母指球(足の親指の付け根)と小指球(足の小指の付け根)が横ぶれしない

ランニングシューズに限ったことではありませんが、メーカーによって同じサイズでもフィット感が微妙に異なります。自分の足に合うかどうかは、実際に履いてみて確認するのが一番です。

お店には普段着で行ってもランニング用のソックスを持参しソックスを履いてから試し履きすることをお勧めします。「セール」だからといって試さずに購入すると「自分の足に合わない」リスクが伴います。

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