疲れ抜けず悩む人に急増「主食抜きすぎ」の大問題 食事内容を「見える化」すれば改善策を打てる
原因不明の疲労感があるときは食事内容を確認
普通に睡眠を取り、とくにストレスも感じていないにもかかわらず原因不明の疲労感がある……。そんなときは「食事内容」を3日分ほど抜き出して詳しく振り返ることをおすすめします。
食事バランスのよさを見るにはさまざまなチェック法がありますが、判断基準が簡単でシンプルなほど思考と生活にゆとりができるので、私は食事内容を「主食」「主菜」「副菜」の3つで考えています。これは基本中の基本の考え方ですが、基本ゆえに最低限押さえるべきものだともいえます。
分類の仕方は次の通りです。
主菜…魚、肉、卵、大豆・大豆製品を主材料とする料理(たんぱく質の供給源)
副菜… 野菜、芋、きのこ、海藻などを主材料とする料理(ビタミン、ミネラル、食物繊維の供給源)
自分の食事内容を3日分ほど記入してみると、不足しているものが一目瞭然で把握できます。疲れや不快症状を改善しようと思っても、それぞれの現状によって最適な食事はまったく異なります。そこで、必ず3日分の食事内容を振り返り、なにが過不足なのかを把握して、バランスが悪いところを調整していくのが大切になります。


















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