「朝食を食べない派の人」が招く超危険の正体 毎日食べる人ほど「脳卒中リスク低い」結果も
20代から40代の男性の4人に1人は、朝食を食べていないそうです。
・朝はそんなにお腹がすいていないから、昔から食べない。
・朝は食べないほうが、頭が冴える。
いろいろな「朝、食べない」「食べられない」理由があるでしょう。でも、「朝食抜き」にはいくつかの危険があります。
朝食を抜く人ほど「血糖値」が上がりやすい
ひとつは、朝食を抜くと、昼食後の血糖値スパイクがより大きくなるということ。朝食をとらない分、お腹がすくので昼食の量が増えて血糖値が上がりやすいということもありますが、それだけではありません。
たとえ食べる量が同じでも、朝食を抜くと血糖値は上がりやすいのです。なぜでしょうか。
寝ている間、血糖値は下がっていますが、活動のためにはある程度、血糖値を上げなければいけません。朝食をとらないと低血糖状態が長く続くので、「インスリン拮抗ホルモン」という血糖値を上げるホルモンがたくさん分泌されて、血糖値を下げないようにしています。
その状態で食事をすると、いつもと同じ食事内容だったとしても、いつも以上に血糖値が上がりやすいのです。また、低血糖状態が続くと交感神経が緊張するので、イライラして甘いものを食べたくなってしまいます。血糖値を上げるホルモンがたくさん出て、血糖値が上がりやすくなっているときに甘いものを食べたらどうなるか。言うまでもありませんね。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら