婚活でもあらわ「高収入外国人と日本人男性」の差 外国人男性との結婚を選んだ彼女の言い分

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婚活し、高収入の外国人と結婚した日本人女性を例に、日本人男性の婚活における「弱点」について解説します(写真:metamorworks/PIXTA)
結婚相談所の経営者として婚活現場の第一線に立つ筆者が、急激に変わっている日本の婚活事情について解説する本連載。今回は、アメリカ在住の超高収入男性と結婚した日本人女性のケースを例に、日本人男性の婚活における「弱点」について解説します。

大切なのは誰と生きるか

20代後半で婚活をスタートし、現在30代の女性、マナさん(仮名)。以前、交際していた男性と婚約破棄になった過去があります。理由は彼の海外赴任が決まり、「一緒に来てほしい」と言われたこと。そのときは責任ある仕事を任されたばかりで、「仕事を続けたい」という思いがあり、即答できませんでした。

マナさんは塾講師です。しばらく葛藤した末、「一緒に行きます」と決意しましたが後の祭り。彼の気持ちが冷めてしまいました。この破局によって「生きる場所よりも、誰と生きるかが大切」と身にしみたそうです。

マナさんは親と同居していますが家事は一通りでき、休みの日には夕食やお菓子を作る女性です。ヨガを習っていて健康的。そんな彼女にお見合いを申し込んできたのが、ボストン在住、30代の韓国系アメリカ人男性でした。

彼は「日本人と結婚したい」と思い続けて婚活していました。母方の祖母が日本人で、母親も日本語ペラペラの親日家。子どものころから日本のアニメ、マンガに親しみ、本人も少し日本語が話せます。学生時代には、周りに日本人留学生も多く、日本人と交際した経験もあるそう。そのときに「まじめで正直、優しくて道徳心がある日本人は自分と価値観が合う」と感じたそうです。

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