話していて「楽しい人」「疲れる人」会話運びの差 「一緒にいて楽しい」と思われる人の共通点

拡大
縮小
どうすれば「一緒にいて楽しい人」になれるのでしょうか?(イラスト:Jam)
この記事の画像を見る(4枚)
一緒にいると気持ちが明るくなって、いつまでも話していたいと自然に思ってしまう人。そんな人がいる一方で、残念ながら世の中には「一緒にいるだけで疲れてしまう人」がいるものです。本人はまったく自覚がなくても、相手をぐったり消耗させてしまったり……。
だれだって、「あの人は疲れる人だね」と言われたくないし、むしろ「一緒にいて楽しい人だね」と言われたい。でも、どうすればそんな人になれるのでしょうか?
なんと言っても、相手から好感をもたれるのは「会話がはずむ人」でしょう。どんな場面においても、笑顔で話がはずむ人がいると、楽しくなるだけでなく心強い気持ちになれるものです。そんな「会話がはずむ人」になるコツを『まんがでわかる 一緒にいると楽しい人、疲れる人』を書いた作家の有川真由美さんと、漫画家のJamさんが解説します。

「この人と話すと楽しい」と思ってもらうには

(イラスト:Jam)

年下の人と話をするとき、つい「教えたがり」になってしまうことはありませんか。 ちょっとお節介ぎみに、「こうしたほうがいいよ」「仕事ってこうなのよ」なんて言ってしまっていて、はっと気がつくと、相手はぼーっと、心ここにあらず……といった顔をしている……。つまらないのでしょう。

そこで、「自分ばかりしゃべっていては、だめじゃないか」と考えてやりがちなのが、「彼氏はいるの?」「仕事は楽しい?」と矢継ぎ早の質問。こういうとき、たいてい相手は「あ、はい……」なんて言いつつ、いくらか引きぎみになっているはずです。

話がはずむ人になるためには、「面白い話をしなければいけない」とか、「沈黙の間をつくってはいけない」とか思いがちですが、そんなことはありません。

次ページ「この人と話すと楽しい」と思わせるには
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT