「話がつまらない人」はたった1つのコツを知らない 面白いことは「みんな平等」に起きている

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面白い話を作るのは、実はそう難しいことではないんです(写真:y.uemura/PIXTA)
累計60万部を超える『名言セラピー』シリーズ、34万部の『あした死ぬかもよ?』など、著者累計150万部とベストセラーを連発するひすいこたろうさん。
コピーライター10年、作家17年の経験を通して、「こう書いたら伝わる」「こう書いたら売れない」と体得したコツを「14の秘伝」としてまとめた新刊『ひすい先輩、幸せになる伝え方を教えて!』では、学校の後輩に教えるという形で、すべての秘伝を初公開しています。
この連載では、全14本の中から3本を厳選してご紹介します。

「面白い話」の作り方をフェイスブックで解説

面白い話を作るのは、実はそう難しいことではないんです。

友人の絵本作家の、のぶみさんと、ミシュランの三つ星レストランに行ったことがありましてフェイスブックの記事にあげたんですが、伝え方のテクニック満載で書いてますから、手の内を解説しながら、面白い話はどう作り出すかお伝えしますね。

2人でミシュランの三つ星レストランに潜入してみました。
ミシュラン三つ星とは、その店に行くためだけに旅行に行く価値があると認定された店。つまりその店に行くためだけに飛行機にのっていいって店です。
2人とも三つ星は初体験。
「のぶみさん、このレストラン、ドレスコードなるものがあるらしいすよ。ジャケットかシャツで短パン、サンダルはダメ」
で、当日待ち合わせると、のぶみさんが僕の服装を見て驚いたんです。
「ひすいさん、ドレスコードあるのに、青のストライプのシャツはまずいんじゃない? ドレスコードって言ったら絶対、白シャツでしょ?」
「え? マジすか? のぶみさんこそサンダル履いて来ちゃってるじゃないすか! さすがにサンダルはつまみだされる系ですよ」
「え!? これ、俺にとって革靴なんだけど」
「のぶみさん、確かに革です。でも革でできたサンダル、つまりはサンダルです」
「いや、俺にとって、これは革靴だから!」
「いやいや、のぶみさん、それ100パーセント革でできたサンダルですって。だって、かかとないもん! でも、パンツが黒で、サンダルが黒で、靴下が黒だから、案外わかんないかもしれないですね。まあ、これは一世一代の賭けすね!」
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