「話がつまらない人」はたった1つのコツを知らない 面白いことは「みんな平等」に起きている

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「いやいや、入れないかもしれないのはひすいさんのほうですよ。青ストライプはナシでしょ。いざとなったら、俺の黒いジャケット貸すから」
「っていうか、のぶみさん、今日、白いシャツで、黒いジャケットなんか着てないじゃないすか!?」
「いざってときにリュックに入れてきたの!」
「えー! リュックにジャケット? シワくちゃになってるんじゃないすか?
三つ星レストランにシワだらけのジャケットは逆にヤバいすよ」
「それがユニクロのジャケット、シワになんないんだよ」
「マジすか? ユニクロすげーーー!」
って感じで、うちら2人、完全に三つ星慣れしてない!
なぜか三つ星レストラン前でユニクロに感心(笑)
で、入れたのかどうかと言いますと……
ストライプシャツは全然オッケー。
問題はのぶみさんのサンダル……
バレずに無事に入れまして、のぶみさんの第一声がこう。
「なんだ! このキラキラ空間は! みんなこんなところに来てたのか!」
いや、いや、みんなは来てないと思います(笑)
僕だって初めてです。
そして、のぶみさん、三つ星レストラン第二声は
「ひすいさん、テーブルの塩、なんであんなに遠いところに置いてあるのかな?」
気になるところがマニアックすぎる!(笑)
「ひすいさん、あのバターの山が冷蔵庫にあったら、おいしすぎて食べすぎて1カ月で病気になっちゃうよね」
あのバターがうちの冷蔵庫にあったらって発想がさすが絵本作家!
で結局、のぶみさん、「人生で一番美味しいご飯かも」と喜んでくれて最後にこう締めくくってくれました。
「ひすいさん、このお店は、落ち込んでる人にはぴったりの店だよ!!」
のぶみさんが落ち込んでたので、三つ星レストランに誘ったわけなんですけどね。で、夜はのぶみさんの大好きな激辛の坦々麺のうまい中華のお店へ行き「結局、僕ら、こういうところが落ち着けますよね」と2人で笑い合いましたとさ。めでたし、めでたし。
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