
「自分は才能がない」
みなさんはこう考えてしまったことはありませんか。
何かに打ち込む中で、自分より上の存在を知り、打ちひしがれた経験がある人は多いと思います。今回お話を聞いたこっしーさんも、「自分は頭が悪い」と思い込み、「勉強の才能がない」と悩んだ方でした。
中学時代の定期考査は1桁の点数も珍しくなく、高校時代には引きこもりになり、21歳で初めて受けた模試の偏差値は42程度でした。

それでも、血のにじむような努力を続け、8浪相当で神戸大学の法学部に入学。現在一橋大学の大学院で研究に励んでいます。
どうして、諦めずに勉強を続けることができたのでしょうか。その真相に迫っていきます。
大卒者がいない親族、漢字が書けない親戚も
こっしーさんは神奈川県横須賀市に、高校卒業後から海上自衛官として働く父親と、中卒で専業主婦の母親のもとに生まれました。
「母の叔父が唯一大学の夜間に行っていただけで、ほかは親戚に大卒者がいませんでした。漢字を書けない親族もいましたね」
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