「AI時代に消える職業」"生き残る人"がしている事 たとえAIに代替されても、思考法1つで変わる
2022年の終わりに登場して、またたく間に一世を風靡するようになった対話型AIのチャットGPT。どんどん使えという人もいれば、危険だから禁止すべきだと主張する人もいて、世界中が大騒ぎになっています。そんな中でも時代の流れを確実にとらえ、主体的かつ柔軟に意思決定でき、行動でき、成果を上げ続けている企業やビジネスパーソンもいます。
そうした仕事ができる人の能力とは、はたして生まれ持った才能なのでしょうか。仕事ができる人や思い通りの人生を歩んでいる人とそうでない人の違いはたった1つ。それは、すべての物事に対して「仮説」の思考をするかしないかだけなのです。
その「仮説思考」の組み立て方を、サイエンス作家・竹内薫氏の新刊『AI時代を生き抜くための仮説脳』より一部抜粋・編集のうえ、お届けします。
労働者の半分がAIやロボットに仕事を奪われる!?
第4次産業革命とは、「IoT(モノのインターネット)」や「AI(人工知能)」「ビッグデータ」の活用によりもたらされる技術革新のこと。
第1次産業革は、18世紀末以降の水力や蒸気機関による工場の機械化、第2次産業革命は、20世紀初頭の分業に基づく電力を用いた大量生産、第3次産業革命は、1970年代初頭からの電子工学や情報技術を用いたオートメーション化。これらに続く技術革新が第4次産業革命なのです。
第4次産業革命には、大きく2つの特徴があります。1つ目は「IoT(Internet of Things =モノのインターネット)」と「ビッグデータ」です。個人の健康状況から、気象、交通、工場の機械の稼働まで、あらゆる情報がデータ化され、それらをネットワークでつなげて、解析することで新たな付加価値が生まれています。
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