3つめは「『心地よい香り』でリラックスする」ことです。
「心地よい香り」は「交感神経の緊張」をほぐし、心拍数を下げ、ストレスを解消するといわれます。
リラックスタイムには「アロマオイル」や「お香」など、好きな香りを用意してみてはいかがでしょうか。
たとえば、ラベンダー、クラリセージ、プチグレンなどには「交感神経」を抑え、「副交感神経」を刺激する香り成分(リナロール、酢酸リナリル)が含まれているため、リラックス効果が高いといわれます。飲み物であれば、安眠効果の高いカモミールティーを飲むのもいいでしょう。
逆に、リラックスタイムにおすすめしないのが、ゲームやパソコン、とくにスマホです。
つい長時間見てしまいがちですが、スマホの画面から発せられる「ブルーライト」は「交感神経」を刺激し、安眠を妨げてしまいます。とくに、寝る直前までスマホを見ている人は、くれぐれも要注意です。
「日々のちょっとした心がけ」が「健康」をつくる
「心臓の休息タイム=就寝時」には、ムダに「睡眠の質」を上げて「交感神経のスイッチ」を入れない工夫をすることが大事です。
「睡眠時間」は重要ですが、私がとくにおすすめしたいのが、「睡眠時間が少々短くても熟睡を心がける」ということです。
「日々のちょっとした心がけ」ひとつで、「睡眠の質」を上げることは可能です。
そうした「ちょっとした日々の積み重ね」が、「健康長寿」をのばすことにつながりますし、長生きのカギを握る「健康の心臓」を守り、日本人の死因第2位の「心臓病(心不全)」を避けることにもつながっていきます。
みなさんも「日々の睡眠の質」を上げることで、人生100年時代を元気に楽しめる「100年心臓」を、ぜひ手に入れてくださいね。
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