ほめて、やらせるか。叱って、やらせるか。
これは手段が違うだけで、実は、こちらの思いどおりにさせたい気持ちはどちらも同じ。ということは、「ほめる」と「叱る」に違いはないのかもしれませんね。
今日からは「認める」言葉かけにして、子どもが自分で考えるようになっていけば、選択肢にも答えられるようになるはずです。
OK (普段から認める言葉をかけつつ)弟に譲ったのね。これは譲らないのね。
子どもを「不安にさせる言葉」「安心させる言葉」
入園や入学、転園、進級など4月はお子さんの環境も変わりますね。ワクワクする反面、ドキドキしたり、不安になることもあると思います。
スムーズに新しい環境になじむために親にできること、気をつけたいことを考えてみたいと思います。まずNGマンガから見てみましょう。
しっかりしてほしくて、子どもには励ます言葉をかけたくなりますよね。
でもこれはお子さんにとっては大変なプレッシャー。緊張状態であることを想像してあげてくださいね。
「うちの子はオチャラケ者で、全然緊張感がないんです」と言うお母さんもいます。でもそのオチャラケは、その子なりの不安の裏返しだと思って受け止めてください。
園に預けることに対して子どもに「ごめんね」と声をかけるお母さんも少なくありません。この言葉をお子さんはどう受け止めるでしょうか。
「ごめんね」という言葉は、「悪いことをして謝るときに使う言葉」と子どもは理解しています。だからお母さんが謝ると「ぼくはママに悪いことをされているんだ」と認識してしまいます。
お母さんは何も悪いことをしていません。謝るのではなく「新生活をそれぞれ楽しもうね」と前向きな言葉をかけるほうがいいですね。
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