皆がまねできる、「東大生の頭よくなる習慣」の正体 東大に受かる人の共通点を人気予備校講師が伝授

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漫画「ドラゴン桜」のワンシーン
人気予備校講師が教える頭がよくなる習慣とは?(漫画:©︎三田紀房/コルク)
「東大に合格できる受験生には共通点がある」と語るのが、何百人もの受験生を東大に合格させてきた駿台予備学校地理科講師の宇野 仙氏です。その共通点とは何か。新著『「ドラゴン桜」式クイズで学ぶ東大思考 なぜブルーベリー農家は東京に多いのか?』を上梓した宇野氏が解説します。

「何でだろう?」と思って、突き詰めていく

私は20年近く、予備校講師として東大受験生を指導してきました。地理講師として、何百人という受験生を東大に送り込んできた自負があります。その中で、常々私が考えていることは「東大に合格できる受験生には、どのような共通点があるのか?」ということです。

その1つの答えが、「考える習慣」です。私の所感として、日常生活の中で「何でだろう?」と考えることが多い人ほど、成績が上がりやすく、東大に合格しやすく、社会でも活躍できるのではないかと思うのです。

もっと具体的に言えば、「何でだろう?」という問いを問いのままで終わらせず、そこから仮説を立てて、検証し、理由を突きとめるということをマメに行う習慣こそが、「頭がいい人」の能力を作っているのではないかと思うのです。日常生活の中の「何でだろう?」という疑問の質と量が、頭のいい人とそうでない人を切り分けているように感じるのです。

例えば、偏差値35から東大を目指す漫画『ドラゴン桜』では、東大を目指す矢島勇介と水野直美に対して、先生がこのように話しかけるシーンがあります。

(漫画:©︎三田紀房/コルク)
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