皆がまねできる、「東大生の頭よくなる習慣」の正体 東大に受かる人の共通点を人気予備校講師が伝授
「何でだろう?」と思って、突き詰めていく
私は20年近く、予備校講師として東大受験生を指導してきました。地理講師として、何百人という受験生を東大に送り込んできた自負があります。その中で、常々私が考えていることは「東大に合格できる受験生には、どのような共通点があるのか?」ということです。
その1つの答えが、「考える習慣」です。私の所感として、日常生活の中で「何でだろう?」と考えることが多い人ほど、成績が上がりやすく、東大に合格しやすく、社会でも活躍できるのではないかと思うのです。
もっと具体的に言えば、「何でだろう?」という問いを問いのままで終わらせず、そこから仮説を立てて、検証し、理由を突きとめるということをマメに行う習慣こそが、「頭がいい人」の能力を作っているのではないかと思うのです。日常生活の中の「何でだろう?」という疑問の質と量が、頭のいい人とそうでない人を切り分けているように感じるのです。
例えば、偏差値35から東大を目指す漫画『ドラゴン桜』では、東大を目指す矢島勇介と水野直美に対して、先生がこのように話しかけるシーンがあります。
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