【更年期障害】動悸や関節痛など、意外な症状も 診断のポイントや、間違いやすい病気も解説

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検査によって該当しそうな病気を除外していくのが大事なことで、決して無駄にはならないという。

症状がある場合は産婦人科で相談を

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「産婦人科では、問診で自覚症状をお聞きしたり、血中のエストロゲン値、FSH値を検査したりします。内診を行うこともありますが、必須ではありません。更年期障害には女性ホルモン補充療法などの治療法もあるので、症状がある方は一度、産婦人科で相談されてみてはいかがでしょうか」(牧田さん)

更年期障害は、エストロゲンの値だけで診断が確定するものではない。閉経が近づいていて、日常生活に差し支えるようなさまざまな更年期症状がある場合に「更年期障害」と診断されるのだ。詳しい治療については、次の記事で解説する。

(取材・文 / 大西まお)

関連記事:【更年期障害】治療で「がんのリスク」は上がるか

牧田産婦人科医院(埼玉県新座市) 院長
牧田和也医師

1961年、東京生まれ。牧田産婦人科医院(埼玉県新座市) 院長。日本産婦人科学会専門医、母体保護法指定医、日本女性医学学会認定ヘルスケア専門医、日本頭痛学会専門医。専門分野は、更年期医療(更年期障害、骨粗鬆症、脂質異常症)。近年は、とくに月経困難症、女性の機能性頭痛、月経前症候群の治療にも注力している。患者さんがご自身の状態を理解し、納得して治療を受けていただけるよう「分かりやすい診療」を心がけている。
東洋経済オンライン医療取材チーム 記者・ライター

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とうようけいざいおんらいんいりょうちーむ / TKO Iryou-Team

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