夫婦不仲の代償も?セレブの「お受験」奮闘記

子どもより頑張らなければならないママたち

名門小学校に入るためには、親の頑張りが必要だ(写真:msv / PIXTA)
「子どもを良い環境で学ばせてあげたい」とは、世の親の共通の思いだろう。特に名門幼稚園に子どもを通わせる親にとっては最大の関心事であり、そのために名門小学校を目指す「お受験」は戦いだ。そして、子どもよりもむしろ親が頑張らなくてはいけない場でもある。
TBSテレビで4月14日(火)よる10時からスタートする連続ドラマ『マザー・ゲーム~彼女たちの階級~』は、木村文乃さん演じるバツイチで貧乏なシングルマザーというヒロインの目線から、一般人にはうかがい知れないセレブ幼稚園の内実を描いている。その取材班が迫った、お受験の実情を紹介しよう。

 

取材班はドラマ制作にあたって、お受験塾を取材した。子どもを名門小学校に合格させるために、専門的ノウハウを生かして指導、教育する塾である。

小学校受験のスタイルは、子どもの知能を見るペーパーテストが中心の学校や、体操やお絵かきなど行動観察を中心とするノンペーパーテスト校などさまざま。中には、面接会場に移動する時の様子まで見る学校もある。お受験塾では、そんなさまざまなテストを想定した指導が行われている。

クマの着ぐるみが出てきたら?

例えば、面接会場に移動する子どもたちを観察するテストを想定したトレーニングを紹介しよう。

まずは子どもたちに「一列に並んで行きましょう」「おしゃべりしてはいけません」とルールを決めて、A校舎からB校舎に向かわせる。しばらく歩いたところで、着ぐるみのクマさんが登場。クマさんは子どもたちに「みんなー、元気?」と手を振って話しかけてきた。

「あー、クマさんだ!」

駆け寄っていく一人の子どもを見た先生は「はい、落ちました」と、ボソリ無情な一言をつぶやいた。ここでの子どもたちのリアクションが合否を分けるのだ。

では、どんなリアクションなら合格なのか。クマさんトラップに引っかかることなく、平常心を保ってB校舎まで歩き続ける。それが正解である。

「えー、そんなの子どもらしさに欠けてない?」。逆に心配になってしまうが、実際にそういうテストはあったそうだ。

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