夫婦不仲の代償も?セレブの「お受験」奮闘記 子どもより頑張らなければならないママたち
かといって、最初からお受験をしないという選択肢はママたちにはない。プライドも見得もある。嫁いだ先が代々「慶応卒」の家系で、もしも自分の子どもが慶応に入れなかったとしたらシャレにならない。そのためにはお金も労力も惜しんでなどいられないのだ。
お受験を経験したママたちがそろってこぼすのが、「旦那が全然手伝ってくれない」というセリフ。夫婦喧嘩は避けて通れない。一方のご主人はご主人で、それよりも自分の仕事が大変なのかもしれない。
しかし、これは子どもの教育の問題だけにとどまらない。お受験にかかりっきりの妻と無関心な夫。すれ違いの溝はどんどん大きくなって、気付いた時には夫婦関係の危機に陥るケースも――。
家庭内別居や不倫に発展するケースも
取材した中には「いつからか主人が洗濯物と一緒に500円を置いておくようになったんですよね」と語るママもいた。冗談のような、でも笑えない現実。夫婦喧嘩どころか会話もなくなって家庭内別居中という家庭は珍しくないそうだ。
お受験に腐心するママの中には、子どもの送り迎えでいつも顔を合わせるシングルファザーと恋に落ちたり、子どもを通わせている幼児教室の先生との「お教室不倫」に陥ったりすることも。確かに、夫よりも子どもの関係者と顔を合わせている時間の方が長そうだし、気持ちもわかってもらえそうだ。そうなる前に、夫婦のコミュニケーションを大切に!
取材したママたちが特に力を込めたのは「子どもの可能性を伸ばすために、少しでもいい学校に行かせたい」ということ。お受験はそのための戦いなのだ。
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