「英語はできたほうがいい」と思う親の残念な盲点 人気講師「関正生」が早期英語教育に反対するワケ

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小学校の英語の授業
英語の人気講師・関正生氏が早期英語教育に反対する理由とは?(写真:ふじよ/PIXTA)
何十年も前から「子どものうちは言語の吸収が速いから」という理由で早期英語教育が勧められていますが、「英語の前にもっと磨いたほうがいいものがある」と反対するのが、オンライン予備校「スタディサプリ」の人気講師である関正生氏です。その理由について関氏が解説します。
※本稿は『早期教育に惑わされない! 子どものサバイバル英語勉強術』から一部抜粋・再構成したものです。

「英語はできたほうがいい」という呪縛

改めて言うまでもないことですが、「英語をペラペラ話せる=仕事ができる」わけではありません。ところが早期英語教育になると、この大前提を忘れたような行動をとる保護者は少なくありません。

ここでよくある反論は「いや、そんなことはわかってる。でも“英語もできたほうがいい”に決まってるでしょ」というものです。

確かにそのとおりです。でも「〇〇もできたほうがいい」という考えには注意が必要です。その言葉はすべてに当てはまり際限がないからです。ピアノでも水泳でもそろばんでも書道でも合気道でもダンスでも「できたほうがいい」となり、非常に「人の行動を惑わせる」言葉なのです。

以前、教育熱心なお母さま方にインタビューする機会があり、そのときに「ゲームができないと友だちの輪に入れないから、ゲームもうまいほうがいい。親として手伝ってあげたいけど、私はゲームがわからないし……」と真顔で相談されて困ったことがあります。

確かに「ゲームもできたほうがいい」ですし、それが親子のコミュニケーションの道具になるならお勧めしますが、そうでないなら無理に時間を割く必要などないはずですよね。

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