職場にいる「嫌な人」傾向からわかる7つのタイプ どのタイプか知るだけでも気持ちがラクになる

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3「かまってちゃん」タイプ

3の「かまってちゃん」タイプは、私を「もっとほめて! もっと認めて!」と、「自己愛」と「承認欲求」がことさら強いのが特徴です。

「自己愛性パーソナリティー(人格)障害」という言葉を聞いたことはありますか?

自己愛に対する捉え方が歪んでしまい、自分は優秀で特別な存在などと思い込んでしまうのが特徴です。ほめられたい、愛されたい、注目されたいという気持ちが強く、他者からの評価を人一倍気にします。

そこまではいかなくても、自己愛や承認欲求が強いタイプは数多くいます。このタイプは部下の手柄を平気で横取りします。承認欲求が強いため、手柄を横取りしても何ら罪悪感を抱かないのです。

八つ当たりタイプはこういう人

4「八つ当たり」タイプ

4のストレスをため込んで他人に八つ当たりする「八つ当たり」タイプは、家庭のストレスを職場に持ち込む人、あるいは、職場でのストレスを家庭に持ち込み、それがモラハラやDVを引き起こす原因となっている人が多いです。

ストレスを発散する場が「職場」なのか「家庭」なのか──。それはつまるところ、どちらに「いい顔」をしたいかで決まります。ストレスのはけ口にされる側は、要は「なめられている」側だということです。

私が相談を受けた中でも、家庭では妻に頭が上がらず、何かと我慢を強いられる腹いせに、部下をいびったり、いじめに加担したりする人の話をよく聞きます。

5「完璧主義者」タイプ

5の「他人のミス」は絶対に許せない「完璧主義者」タイプは、ただ、自身の完璧さを追い求めるだけならいいのですが、それを他人にも押しつけて、完璧さを要求するから困ってしまうのです。重箱の隅をつつくように他人のミスを探し、ミスを発見しようものなら、鬼の首を取ったかのように、ネチネチと責め立てることが特徴です。

このタイプは、「優秀な自分VS優秀ではない他人」という構図でものを考える傾向があります。「自分は仕事ができる」「自分は完璧」「他人は仕事ができない」と、周囲を見下して、自分のやり方が最良だという固定観念で凝り固まっているのです。当然、他人のいいところや個性を認めようという姿勢は見られません。

要するに、自分を「過剰評価」して、他人のあら探しをする、度量の狭い「ちっちゃい人」と言えるでしょう。

6「嫉妬メラメラ」タイプ

6の「嫉妬メラメラ」タイプは、とにかくマウントを取りたがります。

他人に対する「ひがみ・そねみ」は、他人を攻撃する要因となる非常にやっかいで複雑な感情です。自分でも気がつかないうちに、嫉妬から他人を攻撃していることもあります。

「マウンティング」とは、相手よりも自分のほうがポジションや社会的地位が上であるということを、威圧的な言動などによって相手に認識させることです。このタイプは他人の評価がすべてで、他人より優位に立つことで安心するのです。

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