Win10先取り!新Surfaceの意外な実力

「これ1台でなんでもできる」領域を拡大

これがSurface3だ!

マイクロソフトは4月末に開催されるWindows開発者向けイベント「BUILD」を前にして、Surfaceシリーズの最新製品「Surface 3」を3月31日に発表した。価格は499ドルから(WiFiモデル、メインメモリ2ギガバイト、フラッシュストレージ64ギガバイト)に抑えている。

プロセッサにはインテルの最新省電力プロセッサ「Intel Atom x7」を搭載。メインメモリを4ギガバイト、フラッシュストレージを128ギガバイトに拡張した上位モデルも設定されるほか、3G/LTEを内蔵するオプションも設定される模様だ。

ディスプレイはSurface Pro3と同じ3:2の縦横比を持つ10.8インチIPS液晶ディスプレイ(1920×1280画素)で、8.7ミリと薄く仕上げながら、冷却ファンのない設計と10時間のバッテリ持続性能を持つ。重さは622グラムと軽くなった(従来モデルは907グラム)。

Intel Atom x7プロセッサとは何者?

Intel Atom x7は、主にスマートフォン、タブレット向けにインテルが開発したプロセッサで、パソコン用のIntel Coreプロセッサと完全な互換性を持ちながら、スマートフォン、タブレット用のARMプロセッサ(クアルコム、NVIDIA製のAPUなど)と同等の省電力動作を可能にしている。本機に搭載されるのはAtom x7-Z8700で、1.6GHz動作のクアッドコア構成。Intel Coreプロセッサと同じ最新の14nm製造プロセスで生産される。

省電力を狙ったインテルプロセッサには、より高い処理能力を狙ったIntel Coreアーキテクチャを採用するIntel Core Mプロセッサ(先日アップルが発表した新しいMacBookが採用している)もあるが、省電力性はAtom x7の方が高い。その分、処理能力は落ちることになる。

動作クロック周波数あたりの性能は、昨年数多く登場してきたAtom採用のWindowsタブレット機が搭載するAtom(BayTrailプロセッサ)とほぼ同程度と考えていいだろう。ただし、BayTrail世代に比べるとGPU性能が大幅に強化されており、描画能力は格段に向上しているはずだ。

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