"12.9インチiPad"が注目されるワケ

「単にサイズが大きくなるだけ」のはずはない

右が11インチサイズのMacbook Air。12.9インチはそれよりも大きい(Macrumorsより)

アップル製品に関連したニュースに対して、市場は常に敏感だ。ここ数年におけるデジタル製品のトレンドを作ってきたことも理由だが、多くの競合はアップルのフォロワーであり、アップルを追いかけていれば他社の方向も見えてくる側面もあるからかもしれない。

とりわけタブレット市場におけるiPadの存在感は、スマートフォンにおけるiPhoneよりもずっと大きい。米ブルームバーグが8月26日に報じた、現行の対角9.7インチのiPadより大きい、12.9インチサイズのiPadに関する記事も、またたく間に多くのメディアが追いかけている。

Surface Pro3よりも大きい

報道によると2015年第1四半期の出荷見込みというから、製品情報のリークとしてはまだ少々気が早いが、サプライヤーなどの取材から明らかになったと考えれば妥当なタイミングである。

エンドユーザーはもう少し製品が成熟してからニュースをチェックするほうが良いだろうが、このニュースはエンドユーザーよりも、業界ウォッチャー向けとして興味深いものだ。

12.9インチというサイズはマイクロソフトのSurface Pro3よりも大きく、モバイルパソコンで主流の13.3インチディスプレイとSurface Pro3の中間ぐらいのイメージだ。縦横比に関する確たる噂は流れていないが、これまでのiPadは4:3を一貫して採用してきた。そのまま12.9インチまで大きくなると、そうとうに横幅が広くなる。おそらく縦横比には変更が加わるのではないだろうか。

次ページなぜ注目されているのか?
ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 就職四季報プラスワン
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • ソロモンの時代―結婚しない人々の実像―
  • 世相をリアルに映し出す 流転タクシー
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
コロナでもブームは過熱中<br>不動産投資 天国と地獄

家計のカネ余りを背景に、マンションやアパートなどへの投資熱は冷める気配がありません。しかし、不動産投資にリスクはつきもの。先行きが見通せない状況で、何が優勝劣敗を分けるのでしょうか。現場の最前線を追いました。

東洋経済education×ICT