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目標(ゴール)と指標(ターゲット)の違い
目標に入れる数字には基本的に2つの形式がある。量を定める数字(たとえば「1万ドル貯める」)と、期限を定める数字(「1年以内に」)だ。
数字の効果はモチベーションサイエンスで以前から研究されているだけでなく──数字が生み出すもっぱらポジティブな影響の研究に、私たち研究者はとりつかれていると言ってもいい──目標に関する日常会話でも、当たり前のように数字の話が出てくる。
しょっちゅう口に出すので、目標(ゴール)と指標(ターゲット)の違いを意識することもないかもしれない。
たとえば「私の目標は1万ドル貯めることです」という言い方をするが、厳密には、その場合の目標(ゴール)はお金を貯めることで、1万ドルというのは指標(ターゲット)にすぎない。



















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