東大女子が学んでいる「企業の選び方」

OG・OB訪問で絶対に聞くべき質問とは

女性が能力を発揮できる会社を見分ける「質問」とは?(写真:KAORU / Imasia)
アベノミクスでも注目を浴びる、「女性の活用」。一見、聞こえのいいこの言葉、実は大きな問題をはらんでいるという。本連載では、そんな「男と女」にかかわるさまざまな問題を、異色の男性ジェンダー論研究者が鋭く斬る。

 

いよいよ就職シーズンが始まりました。みなさんはどんな業界・会社を目指していますか? そして同時に、どんな働き方をしようと思っていますか?

特に女性の側は、バリバリ働くか、家庭との両立を優先するかという選択肢があるように思うのですが、実はこれは、男性も同じです。業界・会社といったこと以前に、働き方や人事評価のシステムに基づいて、みなさんにとってどんな会社が望ましいのか、考えてみましょう。そしてそれは、もう働いているみなさんにとっても、今の会社や自分の働き方を見つめ直すヒントになるはずです。

厚生労働大臣によって「子育てサポート企業」に認定されると、「次世代認定マーク」(愛称:くるみん)が使えるようになる。出所:厚生労働省ホームページ

以前も取り上げましたが、子育て支援の取り組みがある程度整った企業には、「くるみんマーク」が与えられています。「次世代育成支援対策推進法」で一定の条件を満たした企業に認められるもので、男性の育休取得者がいることや、育休をきちんととれることなどが条件となっています。

その会社のワークライフバランス(WLB)の取り組みを象徴するもので、『就職四季報』女子版では、会社名のすぐ右横にこのマークがあります。チェックしてみてください。「僕も育休とりたい」という男子学生も、このマークがある会社なら「前例あり」です

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自動車「コロナ不況」が促す<br>部品業界サバイバルの行方

コロナ危機の自動車部品メーカーへの影響は、過剰な設備と人員を抱えていた日産系でとくに深刻。比較的堅調だったトヨタ、ホンダ系も無傷ではありません。世界レベルでの技術開発競争は激化の一途で、生き残りへの再編と淘汰が始まろうとしています。