「朝から機嫌がいい人」が毎朝2分間だけやること 必要なのは紙とペンだけだから試してみたら?

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毎朝2分間、ある3つの文章を考えることで悩みや不安を手放し、メンタルの安定につながる習慣を紹介します(写真:asaya/PIXTA)
日常の中で悩みや不安がたまっていくと、ある日それが大きなストレスとなり、心身をむしばんでしまうことも。カナダ出身の大人気ブロガーのニール・パスリチャ氏は、毎朝2分間3つの文章を考えることでメンタルが安定したと言います。本稿では同氏の新刊『9ルール 自分を変える「黄金の法則」』より、その方法について詳しく紹介します。

悩みや不安を抱えていると、メンタルが弱る

毎日の仕事で疲れ切った心を癒やすためには、悩みや不安を外に出さなくてはならない。昔から人はそうやって心の整理をし、自分自身に「大丈夫だ」「ちゃんと前に進んでいる」と伝えてきた。

思いを解放して心を癒やす──それは、脳の奥に抱えている不安をすべて吐き出したときに起こる「心の解放」にほかならない。抱えているままではストレスでどんどん弱ってしまう。

離婚してセラピストに相談し始めた頃の僕は、セッションのあとは毎回、元気いっぱいになった。筋が通っていようがいまいが、自分の不安な気持ち、突飛な考え、とんでもない感情をすべて吐き出してスッキリしていたからだ。身体的にも、大きな解放感を味わった。

だから、僕はそれを毎日の習慣に変えた。セラピーはすばらしい。でも、利用しやすいとは言いがたい。公的なセラピストは長く待たされるし、民間のセラピストは料金が高い。

では、プロのセラピーよりも身近な選択肢とは何だろう? 不安な気持ちをどうやって吐き出せばいい? 現代版の「懺悔室」のようなものが必要だ。ただし、絶対に安全な形で告白できるような場所で。

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