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「朝から機嫌がいい人」が毎朝2分間だけやること 必要なのは紙とペンだけだから試してみたら?

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たとえば、次のように書いてみてほしい。

「私は……トルーパーが『お手』の仕方を覚えてくれたことに感謝します」

「僕は……駅のシナモンパンのにおいに感謝します」

「私は……ロドリゲスが便器のふたを閉めてくれることに感謝します」

だいたいつかめただろうか。

「できることリスト」と「やることリスト」は違う

そして最後に、その日、集中することを書く。思いを解放して心が癒やされたら、そろそろ際限のない「できること」リストを手放して、「やること」に集中するべきなのだ。

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そうしなければ、心の中で1日中「できることリスト」の周りをうろつくことになるからだ。そんなことをしても、「決断疲れ」を招くだけ。「意思決定」は脳のとくに複雑な部分を使うから、やるべきことが定まっていないときは必ずエネルギーを無駄にすることになる。

フロリダ州立大学の社会心理学部教授ロイ・バウマイスターとニューヨークタイムズ紙の記者ジョン・ティアニーが『WILLPOWER 意志力の科学』で話しているように、「決断疲れは、なぜ分別ある大人たちが同僚や家族に腹を立てたり、洋服に散財したり、スーパーでジャンクフードを買ったり、「新車に防錆塗装を!」というディーラーの申し出を拒めなかったりするのかを説明してくれる。

どれほど合理的で意識の高い人間でいようと努めても、生物学的代償を払わずに次々と物事を決断することはできない。決断疲れは、普通の身体の疲れとは違う。疲れているという自覚がないのに、心のエネルギーが落ちてしまう状態なのだ。

この方法で早朝にストレスを手放すことで、僕は、1日中心配事の周りをうろつかずにすんでいる。感謝していることをいくつか書き出すことで、毎日ポジティブな気持ちでいられる。そして、その日の大きな目標に集中することで、実際に目標を達成している。心を整えて、思考をすっきりさせれば、再び軌道に乗れる。

便利な現代を生きるのに最も重要なスキルの1つは、メンタルを安定させることなのだ。

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