「就職サイト」を笑う者は、就活に泣く 君は就職サイトなしで就職できるのか?

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国際的なビジネスというと総合商社や外資系企業しか思い浮かばない学生が多いが、この一覧には海外展開に熱心なメーカーやアパレル、リース会社などがアップされている。学生視点では気づかない企業に出合えるわけだ。気づかない企業に出合えるというのはリクナビの大きなメリットと言える。

これらの企業1社ごとにエントリーすることも可能だが、まとめてワンクリックでエントリーすることもできる。非常に効率的なのだが、この一括エントリーシステムについては批判が多い。エントリーが簡単すぎるので、エントリー数が多くなりすぎてしまうというのだ。

リクナビに批判的な人たちは、エントリー数が多いと困る点として、以下の3つを挙げる。(1)企業数が多いと情報管理ができない。(2)企業数が多いとじっくりと企業研究ができない。企業理解が不十分なまま選考に臨むので落ちてしまう。(3)選考に受かったとしても、企業理解が不十分なまま入社するので早期に退職してしまう。

エントリー数が少ないと、後で行き詰まることも

それでは、(1)~(3)について検証する。まず、エントリー企業数が多いと情報管理ができないというが、リクナビにはマイページ機能がある。ここで活動履歴や予定を管理することができる。

また、スマホ用にリクナビアプリも用意されている。リクナビアプリは、アラートで説明会などのスケジュールや、企業からのメッセージの有無を教えてくれる。うっかりして説明会に行きそびれたり、メッセージを読み忘れたりすることを防いでくれる。

(2)(3)の批判は問題外だ。就活生が企業研究するのは当たり前のこと。多すぎて研究しきれないならば、何かしらの基準で企業数を自分で絞ればいい。

そもそも、多くの企業にエントリーしておかなければ、選考に落ちたときに次に受ける会社がなくなってしまう。選考のヤマを超えた時に内定もない、持ち駒(エントリー企業)もないでは、そこで就活が行き詰まってしまう。ある程度多くの会社にエントリーしておくのは重要なことだ。

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