イケアで働く人は「加点主義」で伸びていく!

「ダメ出し」からは才能は生まれない

イケア・ジャパンカントリーHRマネージャーの泉川玲香さん
 スウェーデン発祥で家具小売り世界最大手であるイケア。「全従業員の正社員化」など、独特の人事制度でも存在感を放っている。そのイケアが大事にする理念のひとつが「Everyone is seen as a talent」(誰にでも才能がある)。しかし、世の中には、会社組織の中で十分に才能を発揮できない人も少なくない。イケアはどのようにして、従業員の才能を見つけ、育てていくのか。
 前回、前々回記事に続き、イケア・ジャパンカントリーHRマネージャーの泉川玲香さんに聞きます。
※1回目記事:なぜイケアの人は活き活きとしているのか?
※2回目記事:従業員を最高に伸ばす!「イケア流」の秘密

なぜ上司にハッキリものが言えるのか?

イケアのオフィスを訪れた人が驚くことのひとつに、従業員みんなが、すごく自然体ということがあるかもしれません。相手が上司であろうと、自分の意見ははっきり言う。人の顔色を見て意見を変えるといった過度な遠慮はありません。とにかくフラットで垣根がないのです。

オフィスの中では、ぱっと見、誰が社長で誰が部長かは、外の方にはほぼわからないと思います。中の人でも、勤務年数の少ない人は知らないかもしれない(笑)。「私、人事部長のイズミカワです!」なんて話すことは社内ではないですから。いつも「レイカでーす!」って言っています(笑)。

CEOと従業員が一緒のランチタイムの風景など、一風、変わっていて面白いかもしれないですね。CEOのピーターが「ピーターです!」と言って日本語で一生懸命おしゃべりして、その後「レイカもひと言」と振られた私も「レイカです! We believe in people で everyone is seen as a talent だから自分らしく頑張りましょう!」って、そんな感じ。きっと今日入社したばかりの方であれば、私のことを「あのおばさん誰だろう?」って思って、たぶんそれで終わりでしょうね。そういうフラットさです。

突拍子もない意見もすごく歓迎されますよ。私自身も突拍子のないことを言うほうです(笑)。イケア・ジャパンでは2014年9月から「同一労働同一賃金幅」の制度を入れましたが、その相談も、ランチタイムに社長に話したことから始まりました。

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どん底の2000年代を経て鮮やかなV字回復を果たしたプロレス界の雄。キャラクターの異なるスター選手を複数抱え、観客の4割は女性だ。外国人経営者の下、動画配信や海外興行など攻めの姿勢を見せる。株式上場も視野に入ってきた。