頭がいい人は、なぜ「青ペン」を使うのか? 受験生12万人の「口コミ」からブームに!

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――具体的な勉強法のルール、やり方を教えていただけますか?

詳細なマニュアルは著書『頭がよくなる 青ペン書きなぐり勉強法』に公開していますが、「書きなぐる」ときのポイントをお伝えします。簡単なので、最初は自己流でやらずに「型」にのっとるようにしてください。

なぜスケルトン、ゲルインキがいいのか?

お勧めのペンはスケルトンでゲルインキのタイプ。使い終わったペンは、必ずまとめて保管する

まず重要なのが、青ペンの選び方です。これは、インクの中身が見える「スケルトンタイプ」、減りが早い「ゲルインキ」のものをお勧めしています。

「青ペン書きなぐり勉強法」でなにより重要なのは、達成感です。「ペンを1本使い切った」「今日1日でインクがこんなに減った」と、効果を「見える化」することにより、その量が「こんなにやった!」と自信に変わる。そうすると、義務感にかられての勉強が、「もっとやりたいもの」に変わります。さらに続けると「青ペンを握らないと調子が出ない」と“やみつきになる効果”があります。

次に、ノートの使い方。分野別に分けずに、必ず1冊のノートに書きまくるようにしてください。裏紙やルーズリーフなど、「1枚」の紙はなくなりやすく、成果を保管できないのでNGです。

ペンもノートも、使い終わったら必ずすべて、とっておくようにする。受験前に「こんなにやったんだから大丈夫!」と、自らを鼓舞する拠り所となります。早稲田塾には、塾生たちがためた膨大な量のペンとノートが寄贈されていますが、大人が見ても圧倒される。半年で青ペンを100本以上使い切ったという強者もいて、後輩たちのモチベーションアップにも役立っています。

「何もかも書く」がポイント

――社会人で、仕事のメモ術として役立てている方もいらっしゃるそうですね。

情報の整理に役立つという声は、よく聞きます。この勉強法は、もともとは授業内容を効率的に復習できる「再現性の高いノート」を作るための技でした。だから、「情報は取捨選択しないで何もかも書く」というのがポイント。当然、ビジネスシーンでも、そのまま使えます。ホワイトボードに書かれた内容や、渡された資料だけを見るのではなく、相手が話したことを「何もかも書く」

ところがこれが、実際にやってみると、案外難しいのです。全部書こうと思っても、手が追いつかない。無理なことに気がつく。実は、この「気づき」がとても重要なんですね。意識しないと、私たちは自分の「主観」で勝手に情報の取捨選択をしてしまいます。でも、何が重要で、何が重要でないかなんて、通常、瞬時に判断できるはずがありません。だから効率よく復習したいと思ったら、まずは「全部書く!」と決める。そこから、再現性の高いノートが生まれるのです。

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