グローバル経済、金融・財政政策の分析を得意とするSMBC日興証券の森田長太郎チーフ金利ストラテジストに現在の円安やその状況から見える日本経済の課題を聞いた。

――9月に入り、一時1ドル145円台に年初から30円も下落した現在の円安をどう分析していますか。
期間を変えてみると、見え方が変わってくる。この半年の動きは日米金利差の影響で説明ができる。
日本は10年物国債の金利が固定されているが、アメリカは長期金利が夏にピークをつけて以後も短期金利差が拡大し続けている。この1年間で30円ほど進行した円安の7割ほどは金利上昇に対するサプライズが原因だろう。
一方で、期間を半年という短期ではなく長期に延ばしたときに見るべきデータは(物価水準などを考慮して比較した通貨の総合的な実力を示す指標で
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