外資系に転職するための「3つの心得」 成功している人は、必ず実行している
今は外資系のIT企業に身をおく私ですが、もともとは石川・金沢市に本拠地を置く日系企業に勤めていました。そろそろ6年目というときに、外資系企業へ転職したいと思うようになりました。友達に相談すると「外資系は冷酷無情な世界だからやめとけ!」、つまり「お前には無理だ!」という助言でした。結局、私は助言には耳を傾けず、未知なる領域である外資系企業へ転職しました(Dell、現職は異なる)。
転職から10年が経ち、驚きました。なんと、私に反対したその友達が「外資系企業に興味がある。話を聞かせてくれないか」と言い出したのです。そこで、今回は、「外資系企業で働く3つの心得」をお伝えしたいと思います。
実は外資系へ転職を考えている人にはもちろん、むしろ日系企業に勤めている方にお読みいただきたいのです。それは、外資系か非外資系かなどは関係なく、自らの仕事の生産性をあげる「大切な法則」が含まれているからです。
何のための会議?とにかくしゃべりまくろう!
まず、会議でしゃべるということの重要性です。ほとんどの外資系には、意思決定までに時間がかかりがちな稟議書は存在しません。代わりに会議という場ですべてを決定していきます。そしてその会議の場が、実に面倒で面白いのです!
「俺の考えはこうだ!」と相手に認識させようとするので、とにもかくにもみなしゃべる、しゃべる。日系企業で教わった「人の話を聞きなさい!」なんて雰囲気はぜんぜんありません。特に「グローバルサミット会議」クラスになると、世界中から人が集まり共通する文化基盤が少ないため、しゃべりまくり!
私のような典型的な日本人は逆に「縮こまって」しまいます。縮こまってしまうと「Seto-san!今日何もしゃべってないけど、なぜ死んだように黙っているの?」と言われてしまいます。よく聞く話ですよね。
私に言わせれば「ちゃんとお前らの話を聞きながら、自分の意見をまとめ、話が切れたタイミングを狙ってしゃべろうと思っていたけど、話の切れ目がまったくないうえ、人の話に被せて違う話題を話し始めるから、しゃべりたくてもしゃべれん!」と言ってやりたい!すごく言ってやりたい!でも、それは言いません。
なぜでしょうか。
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