「8分の集中」で仕事をぐんと効率化!超簡単7秘訣 カギは「短い集中」の積み重ね!そのコツは?
自分がどのくらいの時間、仕事に集中できるのかを把握したら、それぞれのタスクにインターバルを割り当てていく。
「軽いタスク」なら15分はもつが、「重いタスク」だと8分しかもたない、そんな場合はどうするか?
ここで、インターバルをいちいち変更しながら仕事を進めると、その設定に気がとられ、逆に散漫になってしまうのでおすすめしない。だから、この場合には「いちばん重いタスク」に合わせて「インターバルは8分」にする。
「軽いタスク」のほうは15分もつので物足りなく感じるかもしれない。しかし、「長くやりすぎて途中で気が散ってしまう」よりも「短くやって物足りない」ほうが、間違いなくベターである。
実際にやってみるとわかるが、うまく気分が乗ってきた仕事を「途中でぶった切られる」と、飢餓感が起こる。この飢餓感こそ大事なのだ。
「もう少しやりたい」という気持ちが残っているからこそ、次のインターバルがやってきたときに、「よし、やるぞ!」と容易に気持ちを盛り上げられる。
さらに大事なのは、この飢餓感が、ある種の「フック」「引っかかり」となってくれることだ。
別の作業をしているときや息抜きのときなどに、ふっと思考のなかに戻ってきてくれ、その瞬間に、ほかの出来事や体験、別の「概念」と突然、結びついて、新しいアイデアや理解を生むことがある。
全体で「こなせる量」が増え、「仕事の質」も上がる!
逆に、飢餓感が起こらず、「もうこの仕事うんざりだ」という飽和感ばかりだと、どうなるか。本来はいろいろな作業をやらなければならないのに、やっかいなひとつの作業にかかりきりになってしまって、考えが行き詰まってしまったり、ほかのことがおざなりになってしまったりする。
だから、もう少しできそうであっても、「8分の集中」を積み重ねて、「飢餓感」を大事にしつつ、気分を刷新しつづけながら、次々仕事をこなしていくほうが絶対に効率がいいし、「舞い降り」もやってきやすいのだ。
みなさんも「8分の集中」を積み重ねながら、「重いタスク」と「軽いタスク」を交互にこなしてみてほしい。
ちょっと気が重い日でも、気がつけば、目の前の仕事がみるみる片付き、しかも、ひとつひとつの仕事の質はぐんと高くなっているはずである。
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