「8分の集中」で仕事をぐんと効率化!超簡単7秘訣 カギは「短い集中」の積み重ね!そのコツは?
「ノマドワーキング」「キュレーション」などの言葉を広めたことでも知られ、2006年には国内の著名なブロガーを選出する「アルファブロガー・アワード」も受賞している。
その佐々木氏が、このたび、『現代病「集中できない」を知力に変える 読む力 最新スキル大全』を上梓した。
「ネット記事」「SNS」「書籍」などから、「読むべき」記事をいかに収集し、情報を整理し、発信していくか、自身が日々実践している「新しい時代の読み方」の全ノウハウを初めて公開した1冊で、発売後たちまち4万部を超えるベストセラーになっている。
そんな佐々木氏が「『8分の集中』でデスクワークを効率的にこなす7つの秘訣」について解説する。
「短い集中を積み重ねる」私の仕事術
コロナ以後、定着しつつあるリモートワークだが、みなさんのなかにも、在宅で仕事をする人が以前より増えたことと思う。
そんな人からよく聞く悩みが、「目の前にあるいろいろな仕事を、どのような順序でこなしていったらよいかわからない」「雑務に追われるうちに、『大事な仕事に集中して取り組む時間』が確保できなくなってしまう」といったものである。
私は自宅を仕事部屋とし、ジャーナリストとして、さまざまな記事を執筆している。
そのためには、日々、世の中で起こっていることをインターネットで情報収集することも欠かせないし、執筆のために読書するのも大事な仕事である。その一方で、メールチェックしたり、請求書を作成したりといった雑務もこなさなくてはならない。
長年、続けるうちに、これらの「さまざまな仕事をいかに効率よくこなすか」を追求するようになり、「やるべき仕事を、短い時間に細かく振り分ける」という自分なりの方法にたどりついた。
「集中力が続かない」ことを多くの人が悩んでいるが、そもそも、好きな作業でもなければ、たったひとつのタスクに1時間集中できるという人は少ないのではないか。少なくとも私は「30分でも無理」だ。
したがって、私の仕事術は「集中力が続かない」を前提としている。どんな仕事も、いきなり30分も1時間も集中しようと思わず、「8分の集中」でさまざまな仕事を交互にこなしていくのである。その具体的な方法を解説しよう。
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