「8分の集中」で仕事をぐんと効率化!超簡単7秘訣 カギは「短い集中」の積み重ね!そのコツは?

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【3】「軽いタスク」からスタートする

「重いタスク」と「軽いタスク」に分けたのは、これらを交互にやるほうが集中力を無理なく保てるからである。

ずっと「重いタスク」を続けていると、疲れがマックスに高まってしまうし、そもそも集中力がそんなに続かない。逆に、気軽にできる「軽いタスク」ばかりやっていると、「重いタスク」が後回しになってしまい、結局あとで「重いタスク」をまとめてやらなければならなくなってしまう。だから、これらを交互におこなうのが大切だ。

仕事の最初は、誰もが気が重い。だから、まず気軽に「軽いタスク」からスタートし、次に「重いタスク」に移るのがいい。その点を押さえておこう。

【4】2つの「作業効率化ツール」を用意する

この仕事術を実践するために、用意すべきツールが2つある。ひとつは、「時間を計測するツール」だ。スマホのアプリで十分で、私は「リストタイマー(List Timer)」という国産の無料アプリを愛用している。

もうひとつは、やるべきタスクを一覧できる「タスクリスト」「リマインダー」と呼ばれるアプリで、私が使っているのは「マイクロソフト トゥドゥ」である。毎日の仕事始めに「今後の予定」から「今日の予定」をリストアップし、インターバルをくり返しながら、タスクを同時並行で消化していく

タスクがひとつ終了したら、チェックボックスをクリックして完了させる。このときの「ピン!」という音が気持ちよく、「リセット感」と「ご褒美感」が味わえるのである。

1日の始まりは「まず3分程度」、徐々に延ばしていく

【5】「最適なインターバル」を割り当てる

ここで、それぞれのインターバル、つまり「集中時間の間隔」をどう設定するかが、大変重要なポイントになる。

インターバルを長くすると、じっくりとひとつの作業に取り組みやすいが、集中力は途切れがちになる。逆に、インターバルを短くすれば、集中力が足りなくても、次々に作業を切り替えて気分転換できるから、全体の仕事量は増やせるようになる。

なお、「最適なインターバル」は、人によって異なり、その日の「体調」や「気分」によっても異なるので、その時々に応じて伸び縮みさせるのがいい。

私はこれまで試した結果として、1日の始まりには「まず3分程度」に設定しておくのがいい。それでちゃんと集中力が続くようなら、「5分」「8分」「10分」「15分」と延ばしていく。私のマックスは「15分」くらいのことが多い。

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