ToDoリスト管理が抜群にうまくいく「4ステップ」 手帳を使うのがミソ、メールはメーラーで管理
4月から新社会人になった人、あるいは転職して職場を変えた人、そろそろ「何をどう頑張れば、評価されるのだろう」「周りが優秀に見えて、ツラくなってきた……」と、不安になってくる頃かもしれません。
でも、大丈夫! バリバリ活躍しているように見える先輩社員だって、新人の頃はあなたと同じように知らないことだらけで、失敗を繰り返して成長してきたのですから。
本稿では、ビジネススキルに関する研修やセミナーを実施する木部智之氏の新刊『入社1年目のビジネススキル大全』から一部を抜粋、若手社員が最速で一人前になれるビジネス思考法やコミュニケーションメソッドを、3回にわたってお伝えします。今回は1回目です。
ちょっとした作業を忘れがち…
「あ、やばっ! 先輩に頼まれていた仕事、すっかり忘れてた。ToDo(やること)リストにもちゃんと書いていたのに!!」
こんな経験、あなたにもあるのではないでしょうか。
私も若い頃は、何度もToDo管理の失敗を繰り返してきました。大きな仕事の期限はしっかり覚えているのに、1~2時間で片付くようなちょっとした作業の期限は、つい漏らしがちになります。しかし、仕事の大小にかかわらず、ToDo管理は社会人であれば絶対身に付けておきたい、重要な仕事スキルの1つです。
私が若い頃にやってしまったToDo管理の失敗事例を、ここにいくつか白状します。
1つは会議のなかでToDoが決まったとき。もちろん、決まったToDoはその都度ノートに書きとめていたのですが、議事メモと同じページに書いていたため、その後、見返すこともなく忘れてしまいました。
次に、付箋にToDoを書いてパソコンやデスクに貼りまくっていた時期もありました。しかし、結局、付箋だらけになり、見落としてしまうことも多く、うまくいきませんでした。
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