(3)might have p.p. ※まずは「過去への予想(≒ may have p.p.)」
①過去への予想「~したかもしれない」
The software we installed might have had a virus.
インストールしたソフトは、もしかしたらウイルスを持っていたのかもしれない。
②仮定法「~だったかもしれないのに」 ※would /couldほどではないが仮定法になることもある
If we had met earlier, we might have become good friends.
もっと早く出会っていたら、俺たちはよい友達になっていたかもしれないのにな。
should have p.p.は「イヤミ」が大事
(4)should have p.p. ※大半が「イヤミ」、たまに「推量」
①イヤミ「~すべきだったのに」
Hannah should have gotten the extended warranty for her laptop.
ハンナは、ノートパソコンの延長保証に加入しておくべきだったのに。
※warranty「保証(書)」
②過去への予想「~だったはずだ」
It’s been four years since we last met Rachel. She should have graduated from college by now.
僕らが最後にレイチェルに会ってから4年が経った。今ごろはもう大学を卒業したはずだ。
※現在完了の予想(by now)
③仮定法「~だっただろうに」
should have p.p.が仮定法になるのは主語が1人称(I/we)のときだけで、かなりまれな用法です。
I should have been pleased if your friends had joined us for tea in the garden.
庭園でのお茶会に君のお友達が参加してくれていたら、嬉しかったのになあ。
今後“助動詞の過去形+have p.p.”が出てくるたびに、この表を活用してください。
1日目:「What do you do?」の答えを間違う人の盲点
2日目:CM「i'm lovin' it」に英語教師が困る興味深い訳
3日目:日本人が悩む「現在完了形」完璧理解の大胆なコツ
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せき まさお / Masao Seki
1975年東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。TOEICテスト990点満点取得。オンライン予備校「スタディサプリ」で、毎年、全国の小中高生・大学受験生90万人以上に講義を、また、大学生・社会人にTOEICテスト対策の講義を行っている。九州大学・明治学院大学、企業での講演も多数。著書に『大学入学共通テスト 英語が1冊でしっかりわかる本』など。
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