意外?コロナ禍で「PDF」の関心急増した納得の訳 すでに多くの人に浸透しているはずのITツール
コロナ禍でリモートワークが普及し、さまざまなITツールが使われるようになっているが、そのなかでも意外なのは「PDF」への関心が急増したことだ。
4900の企業向けIT製品に関する6万6000件のレビューを掲載するレビュープラットフォーム「ITreview(アイティレビュー)」のカテゴリー別月間PV(ページビュー)でも、「PDF編集」が2020年1月から6月で21倍に急伸した。
(外部配信先では図表・グラフや画像を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)
今回は、すでに多くの人が当たり前のように使っていると思われるツールが、なぜコロナ禍で改めて注目されたかを、ITreviewの検索データやユーザーレビューなどを基に掘り下げながら、意外と知られていない便利な使い方も紹介したいと思う。
認知度ではアドビとキューブ・ソフトの2強
PDFはアメリカのソフトウェア大手のアドビが開発したものだが、同社は20年以上前からPDFの知財を無償で公開しているため、サードパーティー製のツールが多数ある。今やパソコンの印刷機能や無料ツールでも作成できる。
ただITreviewで「PDF編集」の認知度を見ると、圧倒的なのはアドビの「Acrobat DC」とキューブ・ソフトの「CubePDF」だ。
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