意外?コロナ禍で「PDF」の関心急増した納得の訳 すでに多くの人に浸透しているはずのITツール
コロナ禍でITreviewのカテゴリー別月間PV(ページビュー)が急増したのはPDF編集だけではない。「名刺管理」カテゴリーも、2020年1月から6月にかけて、月間PVが8倍になっている。
名刺情報を電子データ化すると、スマートフォンからでもPCからでも情報を取れるし、会社名や苗字などで検索できるので、リモート対応だけでなく、利便性も向上する。つながった相手の新しい名刺が登録されれば、異動や昇進もわかるし、転職しても新しい連絡先がアップデートされるなど、ベネフィットも多い。
QRコードやURLでつながれる「オンライン名刺交換」や、名刺情報やオンライン名刺交換のためのQRコードが記された、Web会議のバーチャル背景用画像を自動生成できるなど、オンラインに合わせた新機能も、次々と追加されている。
20~30代のユーザーが顕著に増えた「Eight」
名刺管理分野の圧倒的リーダーがSansan(サンサン)だ。同社が提供する個人向けサービス「Eight(エイト)」のユーザー数は、コロナ前すでに250万に達していたが、2021年11月には300万を超えた。また法人向けの「Sansan」も提供している。
同社によると、「Eight(エイト)」のユーザー数で顕著に増えたのが、20代、30代だという。リモートでのコミュニケーションにいち早く適応した若い層が、TwitterやInstagramのようなプライベートなSNS以外で関係を維持する手段として、名刺管理ツールを活用するようになったようだ。
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