意外?コロナ禍で「PDF」の関心急増した納得の訳 すでに多くの人に浸透しているはずのITツール
Eight、Sansanに次ぐ認知度で、高い満足度を得ているのが、myBridgeが提供するサービス「myBridge」だ。こちらもコロナ後に新規登録、アクティブユーザー数、名刺登録数がいずれも増えたという。
Eightが自らを「人々がつながり続けることを支援するサービス」と定義し、SNS機能を充実させているのに対して、myBridgeは名刺管理に焦点を絞っており、「名刺管理だけやりたい人には非常にシンプルで使いやすい」と評価されている点も、両者の違いを端的に表している。
会社を経営するユーザーから評価されるのは、法人向け機能も無料で使えること。社員がもらった名刺も会社で一括管理できるので、自分がアプローチしたい顧客のキーマンとのつながりがある自社の社員を調べられる。
法人向けのSansanやEightのチーム向けオプションでは、それなりの月額費用がかかるこの機能を、無料で使えるのは、大きなベネフィットと言えよう。
Eightでリアクションを上げるコツ
筆者のEightには8800枚の名刺が登録され、3800人とつながっているが、投稿しても反応が弱いと感じていたので、リアクションを上げるコツをEightのプロダクト担当に聞いてみた。
ポイントは「タグやメンションを入れること」とのこと。Eightには、企業のタグや、個人へのメンションを入れる機能があり、タグづけされた企業をフォローしている人や、メンションされたユーザーとつながっている人に、投稿が表示されるようになっている。
例えばこの記事を拡散したい場合、「アドビ」や「Sansan」のタグを入れて、EightのSNS機能でシェアすると、それらの企業をフォローしている人々に通知が届くので、より多くの人に見られ、いいねなどのリアクションも増え、拡散されやすくなる、ということだ。
PDFや名刺管理のような、一通り普及していると思っているツールも、まだ使っていない人もたくさんいるし、長く使っていても、意外と知らない機能はまだまだあるようだ。
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