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大事なのは「習慣化モデル」を作ること
ゲームや遊びなど子どもの関心が高いことであれば、子どもは親から言われなくても自主的に行動しますよね。しかし、生活習慣や勉強関連は、できればやりたくない領域であることも多いだけに、なかなかそうはいきません。
親からの「声かけ」という方法で、なんとか“やらせよう”とする人もいます。「何も言わないと子どもがやらないから」というのが理由です。しかし、それで一時的にやったとしても、大抵は続きません。池谷さんに限らず、多くの家庭で同じことが起こり、親御さんが頭を抱えているのです。
これまで筆者はMama Caféという母親対象のライトな学びの会を6年間行い、1万人以上の方から質問を受けてきました。その中でも、同様の質問は多くありました。その際、決まってお伝えしてきたのは、「声かけモデル」ではなく、「習慣化モデル」を作ることが大事、ということです。
例えば、歯磨き。小学生では、もう親から言われなくても自主的に歯磨きしている子も多いでしょう。「歯磨きしようね」と促していた時期もあったと思いますが、どうして気づけば自主的に歯磨きするようになったのでしょうか。それは習慣として定着したからでしょう。それはある意味、自主的に行動するようになったと言ってもいいかもしれません。
そこで池谷さんには、「習慣化モデルを作るための5つのポイント」についてご紹介します。習慣化のポイントがわかれば、歯磨きのごとく、子どもは親から言われなくても自主的に行動する可能性は高まります。
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