注目企業を中心に2022年のトップ交代の可能性を探ってみた。
21年に相次ぐシステム障害を起こしたみずほフィナンシャルグループ(FG)は、坂井辰史社長とみずほ銀行の藤原弘治頭取が辞任を表明。「再発防止策をしっかり作り根付かせる」(坂井社長)と、22年4月まで指揮を執る。銀行の頭取には加藤勝彦副頭取が昇格するが、社長後任は未定だ。三菱UFJFGや三井住友FGではITやデジタル分野経験者が社長に就いているが、みずほのデジタル分野担当、石井哲執行役は一連の障害の責任を取り辞任が決定。内部昇格の場合は、別の人材を探す必要がある。外部人材招聘の可能性もささやかれる。
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