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「もっとメジャーにしたいから東京の自分を超える」 チャレンジ|東京五輪スケートボード金メダリスト 堀米雄斗

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ほりごめ・ゆうと 1999年生まれ。10代からスケートボードの国内大会で活躍。高校卒業後に渡米。世界最高峰リーグで頭角を現す。2019年のXゲームや21年の世界選手権などでも優勝。新種目として採用された東京五輪で金メダルを獲得した。

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東京五輪の新種目・スケートボードの男子ストリートで金メダルを獲得し、日本中を沸かせたのが堀米雄斗選手である。堀米選手に今後の競技活動やスケートボード競技について聞いた。

──東京五輪を少し振り返ってもらえますか。

全然うまくいかなくて、前半は不本意。五輪のために本当にいろいろ練習してきたのにこんな状況なんて……。2つミスったときは本当にどん底でしたが、後半に5本トライがあって、4つ高得点を出せば金メダルは取れるっていう、狙えるという状況ではあった。だから、練習してきた技、得意な技を軸に攻めていくしかなかった。

金メダルを取った瞬間はうれしかったけど、「ああ、滑り終わった……」みたいなほっとした感じでした。夢なのか、現実なのか、何かふわふわした感じで、今までの練習風景やサポートしてくれた人たち、友達の顔が浮かんでは消える。そんなこと初めてでした。興奮していたのかも。五輪が終わったその日から3、4日はきちんと眠れていない。5日くらい経ってからやっと落ち着いてきて、金メダルを取った実感も湧いてきた。

勝ち続けることが格好いいと思う

──本番前のプレッシャーがそうとう強かったのですね。

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