部下に「太ったな」と言うのはパワハラ?

職場での発言、注意すべきポイントとは

部下への発言。どのような点に気をつければよい?(写真:tobe / Imasia)

「お前の顔を見てると吐きそう」「死んだほうがいい」――。職場の上司からこんな発言を受けたら、どう感じるだろうか。うまく受け流せずに、傷つくひとも多いだろう。あるいは「パワーハラスメント(職場の権力を利用した嫌がらせ)を受けた」と憤るかもしれない。

その発言が「パワハラ」にあたるかどうかは、どう見極めればいいのだろうか。働く人の法律問題にくわしい河野祥多弁護士が11月7日、オンライン授業サイト「schoo(スクー)」の生放送番組で解説した。

状況や関係性を含めて判断される

当記事は弁護士ドットコムニュース(運営:弁護士ドットコム)の提供記事です

河野弁護士によると、上司が部下に「お前の顔を見てると吐きそう」「死んだほうがいい」と言った場合は、「パワハラに該当する」という。どのような基準があるのか。

「どこまで許されるのか、どこから許されないのか。実は、そのあたりが明確に決まっているわけではありません。

会社という組織には上下関係がある以上、上司から部下に対して指示や指導、もしくは失敗した際などに叱責することは想定されています。

なので、どういう状況で言われたのか。言われた人と言った人の関係性がどういうものだったかも含めて判断されることになります。単なる発言内容だけでは、なかなか判断ができません」

次ページ「自分はOK」でも、第三者を傷つけるかも
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 非学歴エリートの熱血キャリア相談
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • 自衛隊員も学ぶ!メンタルチューニング
  • ポストコロナのメガ地経学ーパワー・バランス/世界秩序/文明
トレンドライブラリーAD
人気の動画
東芝、会社「3分割」に残る懸念
東芝、会社「3分割」に残る懸念
ANAとJAL、国内線で競り合う復活レースの熾烈
ANAとJAL、国内線で競り合う復活レースの熾烈
富裕層、世代でまったく異なる「お金の使い方」
富裕層、世代でまったく異なる「お金の使い方」
サイゼリヤが「深夜営業廃止」を決断した裏側
サイゼリヤが「深夜営業廃止」を決断した裏側
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
メタバース革命が始まる<br>全解明 暗号資産&NFT

不正流出事件から4年。復活不可能に見えたビットコイン相場は米国主導で活況を取り戻しました。暗号資産を使ったNFTの購入、そしてNFT取引が広がるメタバースにもビジネスの機会が広がっています。日本は暗号資産とどう向き合うのでしょうか。

東洋経済education×ICT