「あーそうだよね、それがキミにとってはいちばんベストな選択かもね」なんて思いつつも、「私はこんなに悩まないといけないのに、君らはなんか楽そうでいいよね」とひがんでしまう。だって、私だってグローバルに活躍したい! 能力が劣るわけでもないのに、出張や転勤を無限にできないだけで評価を落とされたくない! そして結婚も出産もしたい。これってぜいたくですか? だってその男友達たちはいとも簡単にかなえていくのに??
(まぁきっと日本企業や日本社会なんて見限って、海外の大学とか外資系企業を選んでいる優秀な女性もたくさんいるのでしょうが)
「専業主夫」と結婚すればいいのに?
じゃあお前らも専業主夫・駐在夫になりたい男性と結婚すればいいだろ!というのがひとつの適切な(?)ツッコミではあるとは思いますが、それについて東大卒ママたちはどう考えているのでしょうか。ちょっと聞いてみました。
結局、バリバリ仕事している時期に好きになる相手って、そのときの「価値観が合う人」=「仕事デキる人」だったりするんですよね。
東大ママ門立ち上げ人である中野円佳『「育休世代」のジレンマ』では、バリバリ働く気満々に見えた「マッチョ志向」の女性ほど、ハードな仕事を選び、自分よりさらにハードワークの夫を選んでしまうために、子どもを産んだ後に仕事と家庭の両輪が回らなくなる現実を指摘しています。高学歴夫婦ゆえにはまるワナという感じですね。
一方、専業主夫についての意見からは、高学歴であっても、東大卒女性の「稼ぎ主意識」は強くないことが浮かび上がってきます。
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